照明は鉄の籠(カゴ)
リビングルームに使われているこの照明は、インドのラジャスタン州(ラージャスターン州とも表記しますね)で使われていた鉄の籠(かご)を照明のシェードとして取り付けました。鉄を実際に編みこんでいくという発想も独特で、手作りならではの温かさを感じます。
この大きさの籠は珍しく、見た目よりもかなりの重量になります。(大人一人で持ち上げるのも至難の技)
この籠にはにわとりやひよこはもちろん、子山羊や子羊などの小動物も入れられていました。中の動物が逃げないようにするだけでなく、野犬や鷲などの外敵から守る役割も果たしていたそうです。逃げ出さないようにするためと、襲われないようにするための2つの目的で使われていた籠に「室内の光を演出する」という新たな3つ目の目的を果たしてもらうべく、ここに取り付けました。