ニュアンスカラーのバラ
ついに梅雨入りしましたね。
先日は梅雨らしい雨で、木々がとても気持ちよさそうでした。
今、バラはお花屋さんでも覚えきれない位たくさんの種類があります。
新しく品種が出てくるのもそうなんですが、廃番(っていうのかな?生産終了)になる
品種も多いんです。
去年あったのに今年無いとか。それでそっくりな違う名前のバラが出てきたり。
デザインの流行とか、通年通して売れる物とか、花の強さとか、
生産者側の事情が色々有るんでしょうね。
今回、Barでの生け込みで使ったバラは「カフェラテ」。名前のような色のバラです。
凄く明るい色のピンクとかと並べると、茶色に見えるパッとしない色ですが。
オフホワイトのバラなんかとはとても相性が良くて、アンティークカラーのブーケにも
おススメです。
今回はスモークグラスというグリーンと、利休草というツル物のグリーンで動きを出しました。
器も凝っていて可愛いですよね。
もうひとつ、お茶屋さんで生けたお花はこちら。
季節感のある白緑の色合いです。垂れ下った丸いツル物の丸い葉っぱは、
クリスマスに良く見かける「サンキライ」です。
冬には茶色い枝に赤い実を付けていて、クリスマスリース等に良く使われますが、
夏にはこんな姿なんですよ。