ブライダル装花
今日は天気予報でも朝から雨と言っていましたが、
午後からも土砂降りでびっくりしました。
今回は久しぶりにブライダルのお花をご紹介です。
写真での紹介は久しぶりですが、おかげさまで10・11月、12月初旬までは
ブライダルで大忙しです。
先週お花をお届けしたのは、木屋町二条下ったところの料亭旅館「幾松」さん。
桂小五郎の愛人だった幾松さんが余生をすごした館です。
木屋町通りに有る小さな門からは想像できない奥行のある建物で、
お部屋から家具までひとつひとつアンティークで本当に素敵な料亭さんでした。
お部屋の外を通る廊下は壁が無く、お庭の池で泳ぐ鯉を直接眺めることができます。
納品した時間はちょうど弱い雨が降っていたのですが、廊下から上を見上げると、
向いの棟との間に覗く小さな空から、糸のような雨が落ちてきて本当に幻想的でした。
こうして配達をしていると、一見さんでは入れないお茶屋さんや、歴史遺産の建物などに
入れるのも楽しみの一つです。
柄にも無く日本史に詳しい私はかなりテンションが上がってしまいました。
久しぶりに司馬遼太郎を読みたくなった週末でした。